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女性防災ネットワーク・東京とは


女性防災ネットワーク・東京は、男女共同参画・多様性の視点の防災を進めてきた有志が、多くの方たちといっしょに東京で防災・減災活動を進めたいとの思いから、立ち上げたネットワーク型の任意団体です。

まだまだ理解されにくい女性特有の災害時の困難や課題を広く知っていただくこと(それは男性の困難や要配慮者支援にも深く関係する側面を持ちます)、そしてすでにさまざまな場所で活躍している力ある女性人材・多様な人材の顔が見えるようにすることで、東京の防災・減災活動と防災人材のイメージが、より一層豊かな方向に発展していくことを願っています。

なお、特定のメンバーが加入するネットワークではなく、学習・交流の場を通して顔の見える関係を作っていこうというものであり、プラットフォーム機能を目指しておりまして、幅広く参加・交流のお声掛けをしていきたいと思います。したがいまして、呼び掛け人がいるだけで(現在7人)、会員などは募りません。ただし、なんらかの専門領域等を持つ方を中心に、活動に賛同くださる“賛同人”を少しずつ増やしていければと思います。


活動:  ①学習会 ②交流の場づくり ③情報発信 ④その他必要な活動

英文名: Tokyo Gender & Disaster Network (GDN-Tokyo)

呼びかけ人 及び アドバイザー

(あいうえお順・個人参加・詳しいプロフィールは下方)

呼びかけ人

  • 浅野 幸子 減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表
  • あんどう りす アウトドア防災ガイド
  • 辛嶋 友香里 一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター(PBV) 国内災害支援事業担当 / 渉外・広報担当
  • 坂田 静香 特定非営利活動法人男女共同参画おおた理事長
  • 瀬山 紀子 DPI女性障害者ネットワークメンバー・女性関連施設職員
  • 高橋 聖子 NGO職員、インクルラボ代表、評価士
  • 吉田 穂波 産婦人科医、神奈川県立保健福祉大学教授

アドバイザー

  • 池上 三喜子 公益財団法人市民防災研究所理事、NPO法人 東京YWCA福祉会理事
  • 岡野谷 純  特定非営利活動法人日本ファーストエイドソサェティ 代表理事

呼びかけ人・プロフィール

 (あいうえお順・個人参加)

浅野 幸子 (あさのさちこ)

減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表

阪神・淡路大震災支援の学生ボランティアから国際協力NGOのスタッフとなり、現地で在宅避難者・仮設住宅・全焼地域の復興支援などに4年間従事。主な分野は地域防災。2011年に東日本大震災女性支援ネットワークの活動に参加し、2014年から現職。各地で防災講演・講座・研修などを行っています。浅草出身。

さらに詳細はこちら  http://www.waseda.jp/prj-sustain/asano/index.htm


あんどう りす

アウトドア防災ガイド

阪神淡路大震災の被災体験とアウトドアの知恵を生かした「自然とともに生きる知恵」をママ友に話したことがきっかけで、2003年から防災講演を開始。生活の中で楽しみながら防災に取り組める技を伝える一方で、賃借人の家具の転倒防止の原状回復義務免除など政策提言も。リスク対策.com連載中。新建新聞社「りすの四季だより」著


辛嶋 友香里 (からしまゆかり)

一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)  

国内災害支援事業担当 / 渉外・広報担当

2011年、「一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター」の設立と共に初期運営メンバーとして支援に携わり、職員となる。被災地に向かう数万人のボランティアをオーガナイズ。 その後は、防災・減災教育や防災グッズの開発プロジェクトに関わり、現在は発災時の緊急支援を担当するほか、防災・減災教育の研修や人材育成プログラムの講師としても活動中。JVOAD避難生活改善に関する専門委員メンバー。目指す世界は、「ペイフォアード」。

PBVオフィシャルHP https://pbv.or.jp/


坂田 静香 (さかたしずか)

特定非営利活動法人男女共同参画おおた理事長

2004年より大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」の指定管理者として男女共同参画に関する講座の企画・運営を行っている。2016年に開設した女性向け起業支援施設「パシオンTOKYO」の運営にも携わる。”集客できる企画と広報”の講師として定評があるほか、男女共同参画の視点に立った防災の重要性についての普及・啓発も行っている。元国内線のキャビン・アテンダント。


瀬山 紀子 (せやまのりこ)

DPI女性障害者ネットワークメンバー・女性関連施設職員

東日本大震災の後、避難所などでの障害がある女性などへの対応について記したリーフレットを作り、情報発信。同時に、2011年から東日本大震災女性支援ネットワークの活動に加わる。また、埼玉県男女共同参画推進センターの事業コーディネータとして、広域避難者支援を継続すると共に、各地で防災講座などを実施中。女性パートナーと二人暮らし。

DPI女性障害者ネットワーク作成のリーフレット http://dwnj.chobi.net/pdf/kihon2.pdf


高橋 聖子 (たかはしきよこ)

NGO職員、インクルラボ代表、評価士

途上国の被災地・紛争影響国での人道支援に長年携わった後、東日本大震災後は東北・熊本の被災地で緊急支援及び復興支援に従事。主な専門は緊急支援・地域開発のジェンダー主流化と事業評価。NGO職員としての業務の傍ら、国内の防災研修の講師を務める。小学生の一女一男の母。明治大学プログラム評価研究所客員研究員。

今までプロジェクトマネージャーとして主に手掛けた国内事業はこちら  http://oxfam.jp/whatwedo/area/Japan/ http://www.jen-npo.org/jp/project/project_tohoku.php


吉田 穂波 (よしだほなみ)

神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科設置準備担当 / 産婦人科医、医学博士、公衆衛生修士

東日本大震災支援の際、ボランティアで妊産婦・乳幼児支援プロジェクトに携わったことをきっかけに、自治体の防災研修や人材育成、平時のネットワーク作りや子育て支援に取り組む。母子保健と受援力向上に関する研究を行う傍ら、神奈川県で公衆衛生大学院の立ち上げに尽力。四女一男の母。

詳細はこちら  https://honami-yoshida.jimdo.com/profile-1/

アドバイザー・プロフィール

池上 三喜子(いけがみきみこ)

公益財団法人 市民防災研究所理事、NPO法人 東京YWCA福祉会理事

「私たち市民の一人ひとりが震災や火災から生命と暮らしを守るため、身のまわりを見直して工夫と実行を」を使命として啓発活動を続けています。市民防災研究所の創立者・籏野次郎さんと初代理事長・味岡健二さんの後姿に学びながら成長してきました。講演では市民目線で生命と暮らしを守るポイントをお伝えしています。東京都発行の『東京くらし防災』の編集にかかわったことから、この冊子の解説の依頼が増えています。都内の複数の自治体の防災会議委員も務めています。(詳細は以下を参照下さい)

公益財団法人市民防災研究所 http://www.sbk.or.jp/profile/staff/ikegami.html


岡野谷 純(おかのやじゅん)

特定非営利活動法人日本ファーストエイドソサェティ 代表理事

1993年、救命法を学び広める市民団体を設立。国際基準に準拠した救命法プログラムの普及・講師養成に尽力しています。阪神淡路大震災において「支援活動者の安全衛生」の必要性を強く感じ、国に提唱。以降、災害支援をする市民のために、安全衛生コーディネーター・惨事ストレスケア・支援の国際基準など、数多くの研修プログラムの開発・普及に、楽しく携わっています。医学博士、救急救命士、中高教師。